あやしい食料自給率

下のグラフは農林水産省が作成した日本の食料自給率のグラフです。平成17年度ベースで自給率は40%となっていることが分かります。

 

2825786fab187484f070c1fe1d84031a.png

出典:農林水産省のパンフレット

 

 食料自給率41%」は低いのか?

20091108-00000551-san-bus_all-thum-000.jpg

41%—。農林水産省が今年8月に発表した平成20年度の日本の食料自給率(カロリーベース)だ。農水省は食料安全保障の立場から、自給率アップの必要性を説き、「50%以上が望ましい」との目標を掲げている。「食料安保」という言葉から「飢餓」や「飢え」という言葉が連想されるが、果たして食料自給率41%という数値は低いのだろうか。そもそもカロリーベースの食料自給率は「食料安保」の指標としていいのだろうか—。(詳細はリンク先)

出典:11月8日 産経新聞

「食糧危機」をあおってはいけない (Bunshun Paperbacks) を出版した川島博之氏は「カロリーベースの食料自給率は、農水省が国民の危機感をあおり、税金から補助金を出させるために作り出した道具にすぎない」との見解を示しています。対する農水省はカロリーベースにおける食料自給率を1日2473キロカロリーとして41%という食料自給率を算出しています。ところが、これは消費された食料の熱量であり、摂取ではないのです。つまり販売店からレストランや私達の家庭に渡ったものの、ゴミとして廃棄されたり冷蔵庫の中で放置されたままの物も含まれています。

 謎 日本の食料自給率

引用日本の食料自給率が41%で先進国に例を見ない低さだ、と何回も聞いてきた。ところがこの数字には様々な前提があることが、週刊東洋経済2009.10.17に載っていた。面白かったので以下に紹介する。

 

ーーーーーーーーーーーーーーー 

1.41%と言うのはカロリーベースで金額ベースだと65%になる。その差は穀物や肉類に比べて野菜のカロリーが低いからだ。 

しかもカロリーベースの食料自給率を使っているのは世界中で日本だけで、国際的には穀物自給率を重量ベースで算出して使っている。日本の重量ベース穀物自給率は61%で比較的高水準なのだそうだ。お役人の作為を感じざるを得ない。

2.農水省が発表している各国のカロリーベース食料自給率は、各国が発表している数字ではなく日本の農水省が各種統計データから独自に算出したもの。しかも諸外国は食料の輸出入が多く、輸出された食糧も国内供給量に入れるので、本来の食料自給率よりも高く出ている。(詳細はリンク先)

 

出典:あほうどりのうた

 

農水省は平成27年度の食料自給率をカロリーベースで45%を目標としています。しかし、消費分で計算するのではなく、摂取分で計算すると日本の食料自給率は50%を超えるそうです。また、芋等の高カロリーの作物に転作すれば、80〜140%の自給率になるということでなので、目標とする数字はクリアしていることになります。この点において、農水省の「自給率キャンペーン」の存在も怪しく感じてしまいます。国民の危機感を煽り、利益を貪ろうとする魂胆が見えなくもありません。

EVバイクはこちら Special Thanks to 生命保険見直し

人気ブログランキングへ

関連記事

コメントの投稿

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://a-meet.net/mt/mt-tb.cgi/454